一本失うだけでも生活への影響が大きい「歯」。食事を美味しく味わうことができなくなるほか、見た目や発音の問題など、さまざまな悪影響がともないます。また複数本なくなってしまうと、より不自由な生活を強いられることになります。
その助けとなるのが「義歯・入れ歯」です。たんぽぽ歯科診療所では、患者さんの身体の一部となる義歯・入れ歯に対し、ピッタリと合うこと、痛くなくしっかり咬めることを大切に治療を行っています。歯の欠損にお悩みの方、今の入れ歯が合わないという方は、お気軽にご相談ください。一緒に、あなたにピッタリの入れ歯について考えましょう。
入れ歯のメリット
手術が不要
同じ歯の欠損を補う治療でも、インプラント治療では手術がともないますが、入れ歯であれば特殊なケースを除き手術は必要ありません。ほかの疾患があっても無理なく治療を行えます。
費用が安価
入れ歯はインプラントに比べて安価で、自費診療のものでもインプラント1本分程度の費用で作製できます。
清掃や調整が容易
入れ歯は取り外しできるため、清掃や調整が容易にできます。
治療期間が短い
インプラント治療は通常1年以上かかりますが、入れ歯は形を決めてから約1ヶ月で治療が完了します。
入れ歯のお手入れ方法
清潔第一
入れ歯の材料となるレジンという樹脂(保険の場合)は汚れがつきやすい素材です。しっかりとした手入れを心掛けましょう。
丁寧に扱いましょう
自分自身の歯型に合わせてつくられた精巧なものです。落としたり乾燥させたり、勝手に加工したりしないようにしましょう。
就寝時にお手入れする場合
就寝時に外すかどうかはお口の状態によって異なりますので、歯科医師に必ず確認しましょう。外した場合は洗浄液に一晩浸けてください。
残った歯と歯ぐきのケアも忘れずに
入れ歯だけでなく、残っている歯や歯ぐきのケアもしっかりと行いましょう。歯ぐきの血行を促すための歯ぐきのブラッシングもおすすめです。
定期的に検診を受けましょう
口内環境は常に変化します。歯科医師と相談し、定期的に検診を受けるようにしましょう。変化がみられた場合には入れ歯の調整などが必要になります。
レジン床義歯
保険が適用される総入れ歯です。歯ぐきにあたる床部分がレジンというプラスチックでできています。
メリット
- 保険が適用されるため安価
- 修理がしやすい
デメリット
- 分厚くなりやすい
- 安定しにくい
- 落ちたり外れたりしやすい
ノンクラスプデンチャー
金属製のバネ(クラスプ)を使用しない自費診療の部分入れ歯です。
見た目が自然
保険適用の部分入れ歯に合ったクラスプがないため、口を大きく開けても入れ歯だと気づかれることはほとんどありません。
快適なつけ心地
金属を使わず薄くて丈夫な素材を使用していて入れ歯自体も軽いため、違和感がほとんどありません。しなやかさも兼ね備えているためしっかりとお口にフィットします。
周りの歯にやさしい
周りの健康な歯にクラスプを引っかけて固定するタイプではないため、ほかの歯に負担をかけることはありません。